ironman 70.3 SAIPAN
行ってきました。サイパンへ。
3/6〜13までの7泊8日。
南の島にこんなに長く居れるなんて超ラッキーって気持ちもあるけど、
ウキウキお気楽旅行と違って、KFCトライアスロンクラブのお手伝い。
KFCトライアスロンクラブの海外大会のお手伝いをするのは2回目。
最初にお手伝いに行った大会はロタ島の「第22回 Rota Blue triathron」
ロタ島で開催される22回目の大会。
つまり全てが出来上がっていて、運営もスタッフもスムーズ。
どのタイミングで何をすべきかも知っていて、
進捗状況からも大方判断できる人たちと一緒。
そんな訳でバタバタ焦る事もなく、ほんわりのんびりモード。
とりあえず何がどーなるのかチンプンカンプンではあるが、
初めてみる美し過ぎるロタの海。風が心地よくゴキゲン。
が、今回は少々違う感じ。
「第1回 IRONMAN70.3サイパン」初めて開催。
しかもWTCのIRONMANなのです。
WTC???んんん??
って最初聞いたときは意味や大会の違いがわからなかった。
長い距離のトライアスロンがアイアンマン(鉄男)って感じ(°▽°)でしたが、
そうでは無いらしく、
WTC(ワールドトライアスロンコーポレーション)の許可無くして名乗れなく、
しかも、世界各地でironmanシリーズの予選があり、その予選からポイントを獲得し、最終的にフロリダで行われる決勝に参加するようです。
つまり決勝に参加する為の資格を取る為の予選大会なのね。
そのため参加者も世界中からくる。
世界中で行われてるIRONMANだから、
どのエリアで行われていてもルールは世界各国共通である事が必要。
確かにルールがエリアごとに違っちゃ参加者は困るし、言語の壁だってあるから納得のルール。
そんな訳で今回は、
KFCが今まで開いてきた大会とは違い、
WTCのルールのもと大会を開催する必要があり、いつもと勝手が違う。
つまり、ちょい大変。
が、今回集まったメンツはロタメンツ。
久々の再会だけど、過ごした時間が長かったから、チームワークはバッチリ👌。
やる事が見えなくてボーッとする時も、やるべき事が決まってからの動きもみな早い。
今ひとつ形が見えなくても、少々思うように進まなくても、
「大会を無事に開催する。絶対に成功させるぞ!!」ってみな同じ熱い思い。
天気は毎日快晴。
太陽も暑いしロタメンツも熱い。
よって夜のビールも旨い、結束力も赤丸急上昇。
でも、流石に大会前日の設営はヤバかったと思う。
選手への説明会とかもあって、なんだかんだで遅くなり、
会場作りは夕方から始まった。
いくらなんでもこのタイミングでこれはヤバいだろって思わせる状況。
焦る気持ちもいっぱいある、でもヤバいとか言ってらんないし、、、。
きっとみんな同じ気持ちだったと思う。
結構無言。でも身体は動かす。チームロタ&現地メンツ頑張りました。
見る見るうちにIRONMANの会場になっていった。
そして南の島の太陽も沈み、みるみるうちに夜になった、、タイムアップ。
手を止めて全体を見渡したときにちょっと感動した。
さっきまでゆったりしていたビーチが、IRONMANって世界のレース会場になっていた。
明日ここを選手が通る。
スイム、バイク、ラン。
むっちゃ暑いし、タイトな環境だと思う。
フィニッシュゲートを見た瞬間に色々な想いがあるだろうなぁ〜。
ここから始まって、ここに戻ってくるまでのたくさんのストーリー。
いつもは参加する側の目線だったけど、
今回は会場作りに絡んだので、
いつもとちょっと違う感覚がある。
なんだか嬉しくて明日が楽しみ。
お天気も程よく良くて、とにかくみんな無事に笑顔で楽しんで欲しい。
そんな気持ち。
会場の準備ができたら、次は自分たちの心の準備、w。
なんてったって大会の朝は早い。
朝ってよりも夜の延長上のきっと朝。そんな感じ。
起きるぞって気合いのもと布団に入る。
でも選手じゃないからよく寝れた。
さて、当日。
受付に居た私は必死。
外人いっぱいくるし、質問されるし、英語だし、w。
計測タグの渡し間違えしちゃ絶対にダメだし。
でも、このバタバタ感は嫌いじゃない。
過去に旅行業で働いていた時のバタバタ感に似ていた。
どんなに準備万端で臨んでもあっさりひっくり返される感じ、、かな。
あ、今回の受付で大きくひっくり返される程の出来事はなかったけどね、w。
受付が終わればあとはスタートの時間を待つのみ。
そして、スタートすればあとは無事に終わる時間を待つのみ。
選手が戻って来るたびに拍手。
種目を変えて出て行く選手に声をかける。
しかし、
ヒジョーーーーーーーに暑い。
計測テントの日陰にいても暑い。
脱水症状にならないように水分はマメに取った。
選手はもっとシンドいだろうなぁ〜と案じてみる。。。。
チームロタのメンツは各自得意な業務に出ている。
時折暑いと言いながら計測テントに立ち寄り、日陰を喜びまた出かける。
夜の延長から起きているから時間の感覚が長い。
おまけに暑い。体感時間よりもゆっくり過ぎていった。
選手もバイクからランに種目を変え、
本コースに出る前の坂を登ってコースへと出ていった。
この坂、走る人もいれば歩いてる人もいた。
キツそう。。。
だから、元気に声をかけたみた。
いってらっしゃい。
言語の壁があるときは大っきく拍手。
相変わらず暑いし、待ってる身は経過時間を長く感じるが、
それでもそろそろフィニッシュゲートに戻ってくる時間になった。
タイトなコースをふんばって走りきった選手たちが戻って来る。
やっぱ笑顔がいいなぁ〜。
自分が走るきっかけはこの笑顔にヤラれたからだ。
汗だくでツラそう。。顔に汗塩がツゥ〜って残ってる。
見た目相当ヤバいと思えるけど、ステキ笑顔。
仕事場であったら完全に無視したいタイプのおじ様でさえ、
ステキ、笑。
そして制限時間が近づき、ゴールが閉まった。
ギリでゴールしてironmanになった人、
あと数分でironmanになれなかった。。。
色々な思いがあるけど、
みなさん、お疲れさまです。
結果がどうであれ年齢も性別も関係なく、確実にステキです。
さて、撤収。
片付けはサクサク早かった。
無言で作業した前日設営とは全く違う気分。
無事に終わったって結果があるから、心も動かす手足も軽い、w。
さっきまでのレース会場が南の島のビーチに戻っていった。
レース会場もカッコよかったけど、
個人的にはやっぱ海はのんびり感じたい。
海の香り、波の音、ゆるくあったかくふく風。
なんとなく感じる、ちょっと大きな開放感。
ironman70.3サイパン
終わったよ。
転んだ人もいっぱい見た。
制限時間オーバーでゴール出来なくて悔しがってる人もいた。
みんなの色々な気持ちがある。
でも大きな事件が無かったし、マル。
そりゃ完璧じゃ無かっただろうし、細々あったと思う。
が、とにかく、とにかく無事に終わった。
この日を迎える為にKFCのコアメンツは大変だったんだろうなぁ、、
って滞在中いっぱい感じた。
1回目の大会って、、、いや回数とか関係なくて運営って大変なんだね。
今までは全く考えた事もなかったし、見た事も無かった運営側。
ironman70.3サイパンに絡めたことはお宝。
同じ時間に混ぜてもらえて本当感謝。
来て良かった。来れて良かった。
また、来れますように♪
でもね、チームロタ的には毎日珍事件てんこ盛り。
そんな訳で毎日超楽しかったよ(^^)